除雪機やハイエースも対象!最大720万円超!「働き方改革推進支援助成金」

申請期限は2025年11月28日まで!「働き方改革推進支援助成金」

売り手市場と言われて久しい昨今、正社員の転職も2024年は過去最多の99万人まで増加しました。より良い待遇の企業に移る例が多く、企業は賃上げや職場環境の改善を続けなければ優秀な人材を囲い込めなくなっています。

中小企業の賃上げについては、昨年に続き、高水準となり、今年の賃上げ率は全国で5%を上回る回答となっています(石川4%前後)。日経新聞では、賃上げを実施する企業の割合が59%との記事もあり、中小企業においても、人材確保のために、人への投資が重要だという認識が浸透してきています。

「働き方改革推進支援助成金」は、このような賃上げと職場環境の改善に取り組む中小企業を支援する助成金です!

支給対象となる経費

「働き方改革推進支援助成金」の支給対象は、生産性を向上する機器・設備の導入などが挙げられます。具体的な例としては、

・除雪機の導入
 北陸地方などの降雪地帯で、除雪に時間を要する時間が多い場合、労働者の業務負担を軽減する場合などに対象となります。

・ハイエースなどの貨物車の購入
 物品等を運ぶための労働能率の増進になると認められる場合などに対象となります。

その他、専門家のコンサル費用、在庫管理・業務管理等のシステム導入、飲食業での厨房機器、建設業での重機など、生産性を向上すると認められる経費は対象になります!

必要となる取り組み

「働き方改革推進支援助成金」を受給するためには、職場環境の改善の取り組む必要があります。いくつかコースがありますが、取り組みやすい「労働時間短縮・年休促進支援コース」を例に挙げると、

①時間外労働時間数の削減

②有給休暇の計画的付与を導入

③時間単位の有給休暇かつ特別休暇を導入

①〜③のうちいずれか一つの取り組みが必要です。
①は36協定の設定時間を減少することで最大150万円、②と③は最大25万円の助成金を受給することが可能です!

賃上げにより助成額が大幅加算!

そして、本番はここからです!なんと同時に賃上げを実施すると、助成上限額が大幅に増額します!
細かい助成額は下記のとおりですが、最大720万円が加算されます!

「働き方改革推進助成金」は、人手不足の中で、賃上げや職場環境を改善する中小企業にぜひ活用してほしい助成金です!
ただし、機器・設備の導入、休暇制度等の導入、賃上げのタイミングなどの計画をしっかり立てて、支給要領に沿って実施する必要があります。

これも対象になるのかな…ちょっと詳しく聞いてみたい…など、「働き方改革推進助成金」について、気になる方は、お問い合わせ・初回ご相談無料ですので、お気軽に当事務所までお問い合わせください。

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