7月上旬は要注意!算定基礎届の提出を忘れずに!
\この記事の目次/
算定基礎届とは?
社会保険の標準報酬月額を決定するための届出で、健康保険・厚生年金保険の保険料のもとになる重要な手続きです。
毎年7月上旬までに、日本年金機構や健康保険組合などへ提出します。
提出が必要な人は?
7月1日現在のすべての社会保険加入者が対象です。
- 4月1日以降に入社した新入社員も対象
- 育休や休職中など、給与がない場合は「報酬なし」として提出
- 6月1日以降に資格取得した方や6月30日以前に退職した方などは提出不要
提出時期と提出先
📅 毎年 7月1日~7月10日ごろが提出期間です。
📮 提出先:日本年金機構または健康保険組合
💻 電子申請(e-Gov)を利用した提出も可能です。
提出内容と注意点
4月・5月・6月に支払った給与(手当含む)を元に平均額を算出します。
- 残業・通勤手当・役職手当なども含めてOK
- 賞与や一時金は除外します
- 給与の変動が大きい場合は年間給与の平均による「特例」申請も可能
🔍 計算ミス・記入漏れがあると、保険料に誤差が生じるため要注意!
社労士からのアドバイス
算定基礎届=ただの書類提出ではありません。
標準報酬月額の変更は、その後の社会保険料にも影響し、従業員の手取りや企業負担にも直結します。
毎年ルーチンになりがちですが、給与体系の見直しや手当のバランスを考えるチャンスとしても活用できます。
もし「この内容で合っているか不安」「電子申請の操作に慣れていない」といったお悩みがあれば、お気軽にご相談ください。
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